「引っ張りだこのタクシー会社?」

 

先日、京都の旅客運送会社「キャビック」さんから、50週年記念式典でご利用のリボンバラの注文をいただきました。国会議員様も来賓された式典のようでした。この不景気に立派な式典をされるくらいですから、さぞかし立派な業績を上げておられるものと推測し、陰ながらお祝い申し上げます。

そんな折り、キャビックさんではありませんが、素敵なサービスのタクシー会社の話を聞きました。

きっかけはそのタクシー会社の某運転手の話だそうです。ある日赤ん坊と一緒にタクシーに乗るため、電話で迎車依頼をしました。目的地に到達すると、料金精算時に「ポイントカード」の説明があり、そのカードを貰うことにしましたが、その時乗車した距離のポイントを、「倍の距離」にオマケをしてくれたそうです。

その後、またタクシーに乗る機会が来ましたが、当然、その会社に依頼をしました。電話をすると、「何処から何処までですか?」と聞かれました。ここまでは普通かも知れません。ところが、さらに「どのような方がご乗車の予定ですか?」ときかれました。当然「赤ん坊が乗ります」というと、「分かりました、では新しい車を手配いたしましょう」と言って電話を切りました。

そして、タクシーを待つことしばし。

そこに、言っていた通りの新車がきました。すると、座席には洗いたてのバスタオルが敷いてありました。さらに、行き先をプリントした地図を差し出し、コースが3とおりありますが、こちらのコースが最短よりですが、こちらでよろしいでしょうかと聞かれました。「はい、結構です」と言いましたが、カーナビには既にそのコースがインプットされていました。

後は、運転手さんを信頼して目的地まで。この日の清算は「ポイントのオマケ」は無かったそうですが、当然のごとく知人は、そのタクシー会社の大ファンになりました。タクシーと言えばいつもその会社です。

世の中の景気がどうであれ、サービスの工夫を心がけ、人気のある会社にしていくことができるのだと、手本にしなければいけないなと実感した話です。

今回、式典用のリボンバラのご注文をいただいた京都の「キャビック」さんが、どのようなサービスをしているかは知りませんが、今後も素晴らしいサービスと業績を続け、発展していかれるよう応援したいと思います。   
     

2011/11