胸章リボンバラご利用方法
1、胸章リボンバラの効用
胸章リボンは式典などの『風格』を表し雰囲気を盛り上げる効果あります。
利用にあたって色や形に特に決まりはございませんが、一般的には、来賓が「赤」主催が「白」といった利用が多く見られます。
胸章リボンの色、大きさは自由です。しかし、いざ購入するとなるとはてな?となりますので、胸章選びは以下を参考になさってください。
式典の参加者数によりある程度の目安として、参加者が100名未満。100~200名。200名を超える・・等が判断基準となりますが、ご相談・質問等はお気軽にご連絡ください。
少量のご注文でしたら、お電話でも結構です。 0120-03-7005
2、胸章リボンのつけ方
男性は左胸の胸ポケットに添付のクリップで留めます。他に簡易な方法として、別注のルーペを併用すると、単に 胸ポケットに挿すだけという方式にすることもできます。 女性は左胸とウエストのラインの中間くらいに着けるのがよろしいでしょう。また、和服の場合は前述のルーペを利用し、帯に挿し込んでいただくと衣類を傷つけずにご利用いただけます。さらに、ドレス用として胸章を布地をはさむ形状の「ドレスマグネット」の用意がございます。
3、名称について
胸章リボンバラにはいろいろな呼称がありあます。一般的にはなじみがないため人それぞれ思いついた呼び方をしますが、業界的には「胸章(きょうしょう)」または「胸章リボン」です。その他一般的には、徽章・記章・胸(むね)バラ・胸章(むねしょう)・リボンバラ・バラリボン・胸に付ける花とか、色々な呼び方がありますが、通称としては「リボンバラ」が一般的なようです。また、胸章リボンの花の下に付く部分にお名入れをする場合がありますが、この部分を「タレ」と呼んでいます。
さらに、胸章のタレの部分に毛筆で名入れをすることを「筆耕(ひっこう)」をするといいます。
4、色の使い分けについて
お祝い事には、カラフルな色の胸章を、弔事には白黒の胸章を使用します。 慶事の場合基本的には紅白となります。来賓が赤、主催者が白という利用を多く見かけますが、特段の決まりはありませんので自由にご利用ください。
もともと胸章は欧米の勲章にあたるものですが、胸章リボンとして日本で利用され始めた 戦後から昭和後半までは天皇陛下が白の胸徽章をお付けになり、同席の皇室以外の人々はその他の色を付けることがあったとされております。 民間でもそれにならって上位の方が白色、その他の方が赤色を用いるケースが多くありました。平成14年の皇室行事では陛下が白の胸章。また14年4月の国家公務員新任式では当時の小泉総理が白バラをつけていました。
逆に欧米では、ご来賓の方には「赤色」ホスト側は白色とのことが多く、最近では欧米に習って紅白が逆転しているのかも知れません。
色 | 用途 |
赤 | 一般的には「華やかだ」ということで来賓に「赤の胸章リボンバラ」をご利用いただく場合が多いです。 |
白 | 主催者側は「白の胸章リボンバラ」を利用される場合が多いです。 |
ピンク | 来賓の種類(非常勤役員、顧問、組合員、業種・業態)などに分ける必要性がある場合に色で区別します。 |
黄色 | 来賓の種類(非常勤役員、顧問、組合員、業種・業態)などに分ける必要性がある場合に色で区別します。 |
5、大きさについて
胸章リボンの大きさについての決まりはありませんが、上位の方には大、以下、役職順に、中、小、その他豆バラというように使い分けをすることができます。
あまり沢山のサイズを使用しますと、見た目で判断することが難しくなってしまうため、関係の仕方によって色分けしたりする方が望ましいでしょう。また、大は小を兼ねるとも言いますので、心配な場合は大き目の胸章をお勧めします。
参加者の人数を基準とする場合、50名未満の場合=中サイズ。50~100名=中~大サイズ。100名超の場合=大サイズ以上が目安となります。
なお、小サイズの胸章は脇役の方や、お名前だけ入る場合等にご利用いただくケースが多く見受けられます。
また、 特大サイズの胸章リボンは、国会議員や県会議員クラス、超特大サイズは、国賓クラスに使用されることが多いようです。
大中小胸章リボン以外の「豆バラ」「五方」もございます。
通常のサイズ以外にも、「豆バラ」「五方」の用意がございます。豆バラは住宅販売の「成約表示」や人数の多い参加者につけていただく場合など。五方は卒業、入学生、また、大きな式典のスタッフの目印に使用されるケースがあります。特に五方は数量が多い場合には印刷にてお名入れを承ることがあります。
6、記名について(お名入れ)
胸章に名入れをする場合、 敬称「様」をつけないといけないのでは・・・と不安を感じることが多いようですが、基本的には「不要」です。 あくまでも名札代わりとして使用いたしますので、自分に付けている名札に「様」などをつけることはありません。
さらに、元来は「勲章」との位置づけですから、名前入りの勲章に「様」が付くのはおかしいですね。
肩書きにつきましても、最近は非常に長いものを見受けることが多くなりましたが、見る側に立って考えた場合、あまり長く書かれるよりは「どちらのどのような方」かが判る範囲で表記するのがベストでしょう。筆耕の事例を沢山用意してありますのでご参照ください。
7、弔事の胸章リボン
弔事の胸章としては「白黒」タイプをご用意してあります。 喪主の方には、白リボンバラの「大」サイズ。来賓最上位の方には、喪主と同等のサイズ。以下、中・小と使い分けができます。「喪主」と「来賓」には、大サイズの白リボンバラを。 その他、親族や関係者には、「五方」を付けていただくのが望ましいでしょう。特に、会場の外の係や駐車場係の方には、参列者の方々への誘導係も兼ねておりますので、黒腕章や喪章よりも五方などを付けていた方が、ご来場者の方などに親切でしょう。
8マグネット式胸章(ドレスマグネット)
和装やドレス・ワンピース等には、衣装にキズ(穴)をつけない「マグネット(別売)」の胸章リボンのご用意がありますのでご用命ください。ドレスマグネットは花の裏側に「強力マグネット」の磁石をセットにしてご利用いただきます。
マグネットの形状 布地裏側からマグネットをつけた状態