晴れがましかった胸章バラ

人は長い人生のなかで何回くらい胸章リボンを胸に飾ることがあるのだろう。

私は、もう60年以上生きていて、1回だけ記憶がある。

それだけ社会の重要な位置にいなかった、ということなのだろうが、胸章リボンバラと人生の重みは比例するのかなァ。

人生で胸章リボンを一度も付けない人もたくさんいるだろうから、1回でも胸章バラを付けたことがあるなんて、自慢してもいいのかもしれない。

もっとも、子供の卒園式に出席した親は、みなリボンバラをつけていた、というそれこそ、どういうこともないできごとだったのだけど、

でも誇りがましい気持ちだったことは覚えている。もう、ないのかな。胸章バラが私の旨を飾ることは・・・。

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